すぎの子幼稚園、おおぞら幼保園のトップへ
園の概要
施設紹介
園の一日
年間行事
入園案内
今日の保護者会
今日の親父の会
今日のふれあいの森
今日の給食

親父の会
親父の会

H10年度に発足した本会は、お父さんからの強い要望でスタートし、毎年たくさんの会員のもと、親子との関わりを深めています。途中入会も大歓迎です。 

ある高校生の述懐
2016/10/30

 10月30日 11時47分 新里駅下り電車、奇妙な集団が乗り込んできた。僕は長い間この電車を利用してきたけど、これほど不可解な連中にでくわしたことがない。まず絶対に目を合せてはいけないと思ったのが白衣のゾンビ。クオリティーが高すぎて仲間すら目を合せようとしていなかった。そして明らかに負けて逃げてきたスーパーマン、頭部を狙撃されていた。それから売れないマジシャン、仕事がないせいか顔色が悪い。形容し難いアフロが数人と猫しげる。そして何て言ったか探偵で有名な人や柔和な鬼まで加わった。中でも明らかに異様な空気を放っていたのがジャージ・ベイダー。休日だからか、完全な家着で人目をはばかることなくズゴーズゴーと例の呼吸音を発していた。別段フォースは感じない。
 
一団を横目で見ながら僕が一番疑問を感じたことは、前述した中年の周りに天使のような小さなお姫様や魔法使い、ゾンビにドラキュラ伯爵たちがたくさんいて楽しそうにしゃべっていること。オレンジのアフロが慈愛の目で見つめている。
 
双方のギャップと電車のゆれが相まって僕は更に混乱した。彼らが乗車してきた時は「絶対にこんな中年にはなるまい」と思っていた。でももし仮に、万に一つの可能性として彼らの奇行が子供たちのためであるとしたら、こんな素敵な中年は他にいないではないか。
 
考えているうちに終点、西桐生に着いた。改札を出るときダース・ベイダーが子供分の運賃も払っているのが見えた。その仕草を見たとき何だか得したような温かい気持ちになった。マスクの下でうかがい知ることのできないその目はきっと慈愛に満ちていたに違いない。彼らに初めて遭遇した時とは逆に、僕はきっとこの人たちのようなおやじになると心に決めたんだ。そしてこの時はまだ、この一団が仮装史に残る偉業を成し遂げることを誰も知るよしもなかった。



仮装deハロウィン
2016/10/30

 この度、我々おやじの会は桐生中央商店街主催の「仮装deおいでよ桐生ハロウィン」というイベントに参加してきました。たくさんの子供たちが趣向を凝らした衣装やメイクで「トリックオアトリート」の合言葉と引き換えに、お菓子を受け取りながらお店を出たり入ったり忙しそうしていました。その姿を見ながら子供たちを楽しませるために立ち上がった商店街の人たちに妙な親近感を覚えました。
 
 我々おやじの会は総勢19家族74人。このメンバーが快挙を成し遂げました。今回のイベントの中にはステージパフォーマンスという時間が設けられています。特別なルールはなく自由な発表会みたいなもの。当然おやじの会もエントリーして出番はトップバッターでした。父子による渾身のポチッとくん体操を炸裂させた結果、なんとグランプリを獲得しました。38組の猛者を退け、へんてこりんなへんてこりんなアフロのおやじがワンダフル!立派なトロフィーと景品までいただき最高の思い出をつくることができました。
 
 新里駅に集合した時を思い返せば我々はただの烏合の衆でした。ゾンビは怖すぎて目を合せられなかったし、スーパーマンはスーパー弱く、アフロに至っては自分も含め何がしたいのか分からない状態。マジシャンは本人曰くドラキュラ伯爵だと言い、猫はしれっとこなれた様子。暗黒面すら失ったジャージ姿の元ジェダイが異彩と哀愁を放っていました。鬼の風上にも置けない優しい鬼や敬愛する松田優作氏も相まって電車の中では乗り合わせた高校生たちにどう思われているのか会長として気が気ではありませんでした。ところが慣れというのは恐ろしいもので会場に到着し、現地集合のデカアフロやカウボーイたちと合流し商店街を巡り歩いた末、いざステージに立つころ我々は、洗練されたパフォーマンス集団へと変貌を遂げていました。

 子供たちが傍らにいてくれたおかげで、おやじたちも一緒になって普段できない格好で桐生の街を練り歩くことができました。我々が子供の頃、ハロウィンを仮装して楽しむというという人はほとんどいませんでした。時代の流れを感じながらもほんの少しだけ若返った気持ちになれた一日でした。そして子供たちはみんな最高にかわいくてかっこよかった。

 最後に集合場所や駐車場に関して協力してくださったおやじの会会員の柏瀬さんにこの場をかりてお礼を申し上げます。おかげさまで集合から写真撮影まで滞ることなく行うことができました。ありがとうございました。また、参加してくださったみなさん、おつかれさまでした。そしてCongratulations !今後とも宜しくお願い致します。

 おやじの会会長 粕川 貴之


ハロウィーン
2016/10/17

お世話になっております。アフロヘアにおける風抵抗のエネルギー損失を甘くみた会長の粕川です。
 いよいよ、ハロウィーンの仮装祭りが迫ってまいりました。今回、桐生ファッションウイークのイベントに参加してしまおうという、おやじの会初の試みです。
 実際やってみなければ分からない、という部分がたくさんあります。スムーズに進行しないということもあるかと思いますが、「お祭り」として家族で楽しんでいただければ幸いです。

 以下、仮装の衣装作りの参考になるWebサイトのURLを載せておきます。せっかくなので普段絶対にできない格好をして、みんなで桐生のお町に乗り込みましょう。

手作りドレス(http://doramatv.website/2467html
チュチュスカート&マント(http://kakei-smile.com/shumi/9510/
ドラキュラマント(http://kiitosnote.com/dracula.html
ゾンビ(http://matome.naver.jp/odai/2144345415513602401
かぼちゃ(http://asukainfo.com/kabotya-ishou
メイク術(http://kinisuru.com/halloween-makeup-9756


キャンプ
2016/09/13

イベントの後、必ず考えることがあります。どれくらい子供たちが喜んでくれただろうということ。幾つの思い出を心の中に宿せたかということ。挨拶のときにボケるのはとても危険だということ。そして、快適なバーチャルの世界より、この理不尽でむさくるしい現実の世界に子供たちが価値を感じてくれただろうかということ。
 
 おやじの会、キャンプDEポンが成功裏に幕を閉じました。その影にはたくさんの方の心意気、助け合いが存在しています。特に今回、一方的にお願いしたにもかかわらず快諾され、尽力いただいた班長の方々には本当に助けられました。その働きに参加者全員を代表して感謝を申し上げます。ありがとうございました。

 現在9月11日午後3時。キャンプ終了のその勢いで原稿を書いています。幾十もの場面が現実と夢うつつの間にあるような不思議な感覚があります。只、たくさんの人たちの笑顔に遭遇し、たくさんのありがとうを聞いたことは間違いのない現実として安堵と共に受けとめています。
 ドラム缶にはられた湯に身を投じたことのある人がこの世の中にどれだけいるでしょうか。キャンプの定番はカレーとはいえビックカツカレーを食べた人がどれだけいるでしょうか。数え切れない特別が、私たちを包みました。
 
仮想現実が加速度的に巾をきかせるこの時代に一石を投じるため、キャンプという原始的なルールとチームワークを武器におやじ達が立ち上がり疲れてすぐに座りました。それでもこの時間を通して、子供たちはリアルの持つワクワクやドキドキの大きさを感じてくれたことと思います。彼らが大人になったとき、このキャンプの一場面でも記憶に残っていることを心より願っています。

 これからも我等おやじの会は、バーチャルゲームなんぞとは一線を画す現実世界に感動や喜びを創造するパフォーマンス集団であり続けたいと思います。そしていつの日かおやじの聖地、富良野の地に皆で立ちましょう。
 
おやじの会会長 粕川 貴之


おすすめスポット情報 その2〜渋川スカイランドパーク〜
2016/09/02

前回のぶどう園なかざとに続く第2弾は、おなじみ渋川スカイランドパークです。渋川出身の私にとっては、オープンした年に小学校の卒業旅行で行ったり、中学校の職場体験で行ったりと何かと記憶に残っている場所です。今までは正直周りにおすすめするという感じではなかったですが、今回の親子旅行で久々に行ってみて、見方がガラリと変わりました。
若い頃は遊園地には主に「わくわく感」や「スリル」を求めていましたが、家族ができてからは「ちょうどよさ」重視になりました。この遊園地は、身長110cm以上で全ての乗り物に乗れたり、桐生から約1時間で来れたり、フリーパスで大人1,800円/子供1,500円とお手頃価格であったり、半日もあれば全てのアトラクションを回れるくらいの規模であったりと、何かと家族連れにはありがたい条件が揃っています。このくらいの手軽さであれば、友達家族同士でも来やすいと思います。
それと夏は水遊びをできるのもGood! ひとしきり乗り物に乗った後に、水遊びでクールダウン&リフレッシュ→ご飯を食べて→また乗り物といった具合です。
場所的には目と鼻の先に伊香保温泉があるので、スカイランドパーク→伊香保温泉で一泊→2日目はグリーン牧場という組み合わせもいいと思います。是非足を運んでみてください☆

http://www5.wind.ne.jp/skyland/index.html

p.s.こういった「ちょうどいい遊園地」は、コスト面・疲労面も考慮すると某有名テーマパークよりも個人的には好きです…歳をとったということですね(^_^;)

書記 吉野茂


前ページTOPページ次ページ


すぎの子幼稚園、おおぞら保育園のトップへ

Page top