H10年度に発足した本会は、お父さんからの強い要望でスタートし、毎年たくさんの会員のもと、親子との関わりを深めています。途中入会も大歓迎です。
この前本棚の整理をしていたら「自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ」と茨木のり子さんに叱咤された。自分の尿酸値もろくに管理できない男に無茶を言う、と思いながらも「自分で磨け」ではなく「自分で守れ」と言っている理由を考えてみた。
その答えはきっと子供たちの中にあると思う。彼らが一日の内に何度も泣き、笑い、怒るのは豊かな感受性を既に持ち合わせているからに違いない。これは守るべきもの。
そんなことを思案した結果、最も身近なチビッコたちの感受性に寄り添ってみることにした。長男の愚にも付かない替え歌を声高々に一緒に唄い、次男の独裁的なしりとりにはがみをしながら付き合ってみると、なるほどヤツらにはヤツらなりに理由があって笑っているらしい。「箸が転んでも笑う」ってのは底なしの感受性の成せる業なのかもしれない。
ともあれ一見、阿呆にしか見えない我が家の子供たちにも、大人が「慣れ」と引き換えに忘れ去った感動する力がみなぎっているようだ。
いよいよキャンプが来る。テントで寝る。ドラム缶の風呂に入る。大勢で大量のカレーを作る。どれをとっても刺激的な非日常が子供たちを包み、そしておやじ達はなけなしの感受性を振り絞って特別な日をみんなで力合せて演出する。パーフェクトプラン。
どうか全ての参加者にとって最高の一日になりますように。
たとえ残された感受性がパッサパサに乾こうとも、子供たちの笑顔だけは守りとおしてみせるぜ。BY会長。
おやじの会会長 粕川 貴之
8月20日吉日、おやじの会納涼会が大間々のホルモン屋さん「よってけや」にて行われました。お店の方には色々と無理なお願いをきいてもらい、おかげでとても有意義な時間を過ごせたことと思います。ありがとうございました。
夏の終わり、ホルモンの煙、右手にビール、背中に哀愁、20余名の熱きおやじ達はのどを潤すだけでは飽き足らず、のどを枯らしにカラオケ屋にのり込んだのでした。その様相はまさに筆舌に尽くしがたく、おやじ喉枯れ易く、聴くに耐えがたきかな。
かくして、おやじだらけの納涼会は盛り上がりの度がすぎたため、涼しさを呼び込むどころか台風を呼び込むことになったのです。悪しからず。
「おやじの会の会長をやっている」と言うと他の園のお父さんお母さんは多くても20人規模くらい、活動といえば園の行事のお手伝い、力仕事担当を想像するようです。
「いやいや、うちは70人もいてファミリーイベントは200人超えなのよ」なんてついつい鼻息を荒くして語ってしまいます。でもそう言った後、「言うほどのことをやっているのか俺」そんなことを考えます。
きっともっとやれる。もっと悩んでいい。何故かって言ったら子供たちのためだから。それ以外のことでは大仏のように動くつもりのない私にとって子供に何を与えられるかは原動力そのものです。
いよいよキャンプがやってきます。子供たちに何を与えられるでしょうか、さて、ふんどしを締め直さねば。
最後におやじ仲間のうれしい報告です。夏祭りで氷の彫刻の実演をしてくれた原田大輔さん。氷彫刻の全国大会で8位入賞しました。もう只々「すげぇ!」としか言いようがありません。おめでとう!
他にもすげぇおやじ仲間は結構います。ですが残念ながらそのすごさを説明する知識があたしにはないのです。これではいかん、まずはふんどしを買わねば。
おやじの会会長 粕川 貴之
今回おやじの会の活動でチャリティーうちわを販売させていただきたくさんのご注文をいただきました。この活動にご協力ご理解して下さった職員の方々、保護者の皆様ありがとうございました。計450枚販売できうちわだけの義援金とし34.620円集まりました。皆様の大切な気持ちをお金という形にはなりますがしっかり熊本に届けます。
雨もあけうちわが活躍する季節になりました。このうちわはおやじの会、会長粕川による気持ちをこめて考えたデザインです。是非日常生活でも活用していただけたら幸いです。
不器用なおやじ達が作ったうちわなのでクオリティーは……お許し下さいm(__)m
そして、本日新里郵便局にて今年度初回の義援金の払い込みをしました。寄付金額はなんと、 51.635円でした。皆様ありがとございます!これだけ多くの気持ちが集まったことにとても嬉しく誇らしく思います。
今後も義援金募集は続けていきたいと思います。
これからもよろしくお願いいたしますm(__)m
副会長 星野 晃
7月23日夏祭り。
「わっしょい!わっしょい!」勇壮な子供たちの掛け声は、夏本番の始まりの合図であり、「ありがとう」と取壊しを控えた園舎への別れの挨拶であったかもしれません。
ふれあいデーに続き我々おやじの会も、焼きそば370食を焼き上げ、夏祭りのにぎわいに一役買えたかと思います。協力して下さったおやじの方、この場を借りてお礼申し上げます。
他方、おやじの会は焼きそば以外でも 夏祭りのにぎわいに大きな花、ならぬ氷を添えています。
氷彫刻の実演を行ってくれた 原田 大輔さん(ゆり2組 芽衣ちゃんのお父さん)。彼は限られた時間の中、一心にのみを振るい、汗だくになりながら氷の塊と格闘していました。
数時間後には消えてしまうこの塊に、ほんのひと時息吹を与える真剣勝負は、男の眼から見ると嫉妬を覚えるほど、ギラギラしたかっこいいものでした。2年連続の依頼に心意気一つで快諾したおやじ仲間に、最大級の賛辞を送りたいと思います。
園舎建て替えの報を受け、ふとその歴史に思いが至りました。親子2代ですぎの子幼稚園に通ったというご家庭もあることでしょう。また、我々の先輩たち、17年間おやじの会を存続させてきた方たちにもそれぞれの思い出があるでしょう。そして子供たちと共に喜びや感動を育んでくれた先生方には、格別な感慨があることと思います。
その思いが園の歴史に厚みと色彩を与え、過ごした空間の記憶を温もりのあるものにしてくれるのだと気付きます。
子供たちの目はいつも未来を、希望を見ています。過去の哀愁よりも眼前の好奇心が勝るのでしょう。新園舎が建つ頃には、仮の園舎での思い出が山のように出来上がり、それすらすぐに過去のものに変えて突き進んでいける。彼らにそれが出来るのは、園で過ごした記憶の断片が、いつも温もりを発しているからに違いありません。
そう思うに至り、ひとりの父親としてこの環境作りに参加出来ることを嬉しく思います。子供たちが思い返すとき心のどこかがホンワカと温まる。そんな記憶作りがおやじの会の本分であり目指すべき和のかたちなのかもしれません。微力ながら努力していきますので、今後とも宜しくお願いします。
おやじの会会長 粕川 貴之
先日行われた流しそうめんの様子が今年も新聞(7/17付け日刊桐生)に掲載されました!おやじの会の夏の風物詩として園外にも知られていることは、役員としても嬉しい限りです。前回のブログでもお伝えした通り、このイベントは梅雨時の開催にもかかわらず、未だかつて雨天中止になったことがないのです!サムシンググレート…=そうめんの神様?きっと、そうめんの神様が雨雲の上から「蜘蛛の糸」ではなく、「揖保の糸」を垂らしてくれているのかもしれませんね(・・・うまくないですね、失礼いたしました!)
また、熊本地震義援金の活動についても一言触れていただきました。知ってもらうことが目的ではないですが、「こんなことやってるんだ〜。」と記事を読んだ方に思ってもらえるだけでも嬉しいですね。みなさんと一緒にこの活動も引き続き盛り上げていきたいと思います!
p.s.(ちょっと遅い)七夕での願い事☆彡
新聞の見出しが「おやじの会が流しそうめん」ではなく「おやじの会がおやじDEポン」になるくらい、あのゲームが桐生でメジャーになりますように。
書記 吉野 茂